医師は稼げる。でも、お金の教育は受けていない
医師の収入は世間的には高い部類です。それなのに、お金の不安を抱える医師は少なくありません。理由は単純で、稼ぐ訓練は受けてきたのに、増やす・守る・使う訓練を受けていないからです。医学部でも研修でも、資産形成や税金の授業はありませんでした。
ポッドキャスト「医局の外で会いましょう」のゆー医師も、医局員時代は医学書ばかり読んでいて、お金やキャリアの本を1冊も読んだことがなかったと振り返っています。職場でお金の話をする雰囲気もない。多くの医師が同じ状況のはずです。
アイジュ
ゆー医師のお金は3つのレイヤーで考える
レイヤー1:労働収入を最適化する
常勤の給与と、非常勤(アルバイト)の単価。医師の収入の土台です。同じ1時間でも、勤務先や交渉次第で時給は大きく変わります。まずここを把握しないと、次の段階に進めません。
レイヤー2:資産を作る(投資)
労働収入の一部を、株式などの資産に回す段階です。医師は入金力が高いぶん、始めれば複利が効きやすい職業です。逆に言えば、始めないことが最大の機会損失になります。
レイヤー3:仕組みを作る(法人化)
副業や事業の収入が育ってきたら、法人という器を検討する段階です。メリットもあれば維持コストもあり、タイミングの見極めが肝心です。
お金を増やす目的を、先に決める
アイジュ医師が投資を始めた動機は「旅がしたいから」でした。お金はあくまで手段で、目的は自分の人生の側にある。ここを飛ばして手法だけ追いかけると、いくら増えても満たされなくなります。
実際、ストック型の収入が医師1人分を超えても、臨床が好きだから働き続けるという選択があります。「働かなくていいのに働くのか」ではなく、労働が自分の美学かどうか。金額の話の前に、この問いに答えを持つことを勧めます。
最強の投資は、自己投資
株や不動産の前に、リターンが最も大きいのは自分への投資です。学んだことは暴落しても消えません。副業も同じで、お金だけを目的にした健診バイトの積み増しは単なる労働ですが、経験が次につながる挑戦は複利になります。
- 書籍・学び:数千円で数年効く。費用対効果が最大(医師が読むべきお金の本ベスト5)
- 挑戦(副業・発信):失敗しても経験が残る
- 時間を買う支出:家事の外注や移動の時短は、自分の時給で判断する
お金の話は、表では話しにくい
投資の失敗談、実際の数字、法人の中身。こうした話は公開の場では出しにくく、当事者同士の閉じた場でこそ本音が出ます。「医局の外で会いましょう」のnoteメンバーシップでは、表では話せないお金の話を限定記事とコミュニティで扱っています。
アイジュ
ゆー知らないままでいるには、長すぎる医師人生
医師のキャリアは30年以上続きます。その間、お金の仕組みを知っている人と知らない人の差は、複利のように開いていきます。全部を一度にやる必要はありません。まず労働収入の把握から、順番に進めてください。あなたはいま、どのレイヤーにいますか。