医師は資産形成に向いている。始めない人が多いだけ
医師は資産形成に有利な職業です。収入が高く安定していて、入金力があるからです。それなのに多くの医師が始めていない。理由は忙しさと、お金の話に触れる機会のなさです。医局にいると、投資の話をする相手も時間もありません。
ポッドキャスト「医局の外で会いましょう」のアイジュ医師が投資に本腰を入れたのも、出向で時間ができたタイミングでした。時間の余白が、資産形成の入口になります。
アイジュ
ゆー始める前に、目的を1行で書く
手法の前に目的です。アイジュ医師が投資を始めた理由は「旅がしたいから」でした。お金そのものではなく、お金で得たい生活が先にあった。この順番が続く人と続かない人を分けます。
- 「子どもの選択肢を狭めたくない」
- 「当直を減らしても生活できる状態にしたい」
- 「年5週間の休みを取れる働き方にしたい」
どれでも構いません。目的が決まると、必要な金額とペースが決まり、怪しい儲け話に揺れなくなります。
最初の一歩は、投資ではなく読書
いきなり証券口座を開くより、定番の本を数冊読む方が先です。『金持ち父さん 貧乏父さん』のような古典で、労働収入と資産収入の違いという骨格を掴む。読書は数千円で済み、失敗がありません。
本を読むと、自分を客観視できるようになります。今の働き方は労働集約なのか、資産は積み上がっているのか。この視点を持つこと自体が、資産形成の第一歩です。
医師が陥りやすい3つの落とし穴
1. 忙しさを言い訳に「おまかせ」で始める
医師は多忙ゆえに、営業マンの提案をそのまま受けがちです。仕組みを理解していない商品には手を出さない。これだけで大きな失敗の大半は避けられます。
2. 高収入ゆえの過剰な支出
収入が上がるほど生活水準も上がり、手元に残らない。入金力という医師最大の武器が消えます。資産形成は入金力で決まる部分が大きいので、ここが崩れると始まりません。
3. 手法の勉強だけして、始めない
完璧に理解してから、と先延ばしにするのも医師にありがちです。少額で始めて、走りながら学ぶ方が結局早く身につきます。
資産が増えた先に何があるか
アイジュ医師はストック型の収入が育った今も、臨床を続けています。働かなくていいから辞める、ではなく、好きだから働く。資産形成のゴールは早期リタイアだけではありません。選択肢を自分の手に取り戻すことです。当直を減らす、休みを増やす、嫌な仕事を断る。資産はその自由の土台になります。
アイジュ
ゆー今月、1冊読むところから
資産形成は長期戦で、早く始めた人が構造的に有利です。証券口座も銘柄選びも後でいい。まず今月、お金の本を1冊読む時間を確保してください。その1冊が、10年後の選択肢を変えます。