こんにちは、プロデューサーのサトシです。今日はシーズン5-2の内容をお伝えします。
5時を過ぎたら、人に渡す
前回のゆーさんに続いて、アイジュさんの1週間です。こちらは拍子抜けするほど単純でした。月曜から金曜が8時から5時、土曜が7時から11時。いわゆる5.5勤務です。
アイジュ
ゆー残っているとマイナス評価になるそうです。仕事ができないと見られる。日本人がどうしようもなく1時間残ってしまったときには、翌日に大変だったんだってねと声をかけられる、という話をしていました。
呼び出しも当直もありません。その代わり、総合内科の外来と健康診断と腎臓内科を常に掛け持ちしています。朝10人と言われても、10人全員が健康診断の日もあれば、半分が腎臓内科のコンサルテーションの日もある。
外国ならではの業務も出てきました。ビザを取るにはベトナム国内で健康診断を受ける必要があるため、企業や学校がまとめて来ます。土曜の午前だけで30人ということもあるそうです。カルテの職業欄にサイエンスやマスと書いてあれば、インターナショナルスクールの先生だと分かる。
ある日、職業を尋ねたら I'm your daughter's teacher と返ってきたそうです。相手はアイジュさんの名字で気づいていて、こちらは全く知らなかった。フランス人の同僚が、そっちに回った年配の先生は自分の娘の担任だから私に回してよ、と言ってくることもあるとか。
1日の流れも決まっています。5時半か6時に起きて1時間歩き、朝食をとって歩いて出勤。5時半には帰宅して、夕飯は毎日家族と食べる。子どもと雑談したあと、夜にサイドビジネスや執筆、この収録をしている。
休むのは権利だ、という前提
ベトナムの国民の祝日は年に10日ほどしかないそうです。旧正月の1週間、4月末から5月頭の2、3日、9月2日前後の2、3日。それだけ。
代わりに有給休暇が5週間あります。正確には4週間と、学会や勉強のための1週間。さらに無給であれば1ヶ月まで追加でき、合計9週間まで休める仕組みだそうです。
アイジュ
ゆー去年は3週間半のヨーロッパ旅行に使い、今年は1週間を4、5回に分けたそうです。子どもが大きくなると定期テストの合間を縫うほうが都合がいい、という理由でした。
いちばん違うのは考え方でした。周りを気にして休みをずらすという習慣がない。それはお前の権利だ、という発想で、その権利を奪うことは誰にも許されない。逆にベトナム人同士のほうがお互いを気にするそうです。
日系のクリニックにいた頃は日本と同じだった、とも言っています。国ではなく、所属している組織のスタンスの問題です。
気を使ったところで何も変わらない。その精神を忘れないと、自分が割を食う。