こんにちは、プロデューサーのサトシです。今日はシーズン15-1の内容をお伝えします。
使うのが、殺人的に下手
夏休み前ということで旅の話です。収録はゴールデンウィーク直前。ベトナムも4月30日と5月1日が国民の休日で、そこに昔の王の誕生日が近いからまとめて連休にしなさい、というお触れが出て5連休になったそうです。
ゆーさんの直近の旅行は3月末の大阪と奈良。星野リゾート系のリゾナーレが好きで、子どもが体験を目的に遊べる形態のホテルだそうです。前に行って気に入ったので、また行きたいと言われて出かけた。
そこからアイジュさんが、旅費の話ではなくお金の話を始めます。
アイジュ
ゆー3年前に1000万円あった預金が、いまも1050万円のままなら実質で2、3割は目減りしている。そこに円安が乗る。研修医や学生が10万円貯めるところから始めるのは別の話です。ただ、まとまった現金を置いたままにするのは、いまの世界では一番まずい。
日本人は使うのが殺人的に下手だ、とアイジュさんは言い切りました。使うというのは遊びに行くことだけではありません。投資も使うことだし、自己投資も使うことです。そのうえで、いま買っておくべきなのは経験だという話に進みます。
投資商品を買うのと経験を買うのと、どちらが上かは人によります。ただ経験のほうは、たいていの場合お金では買えない。買える数少ない手段のひとつが旅だ、というのがアイジュさんの立場でした。18歳で世界一周をして、これまで69カ国。書籍のタイトルにも、人生のすべては旅から教えてもらったと付けています。
現金を置いておいて、目減りしていく価値をどうすればよかったのかと後悔するくらいなら、このポッドキャストを聞きながら飛行機を買ったほうがいい。いまからハノイのチケットを買うんだ、と。
経験より優秀な教師はいない
外を見に行く意味の話が続きます。
アイジュさんの見立てでは、日本はいい意味でも悪い意味でも格差のない国です。誰もが中流か中の上に収まってしまうので、上級階級というものがほぼ存在しない。
アイジュ
ゆー経営者や、資産株で稼いでいる人と比べれば資産力では圧倒的に落ちる。それが世界の常識です。そういう常識を知るためにも、国外を見に行く意味は深い、と言っていました。
知り合いの看護師さんの話も出てきます。看護師になってから初めてハワイへ行き、そのまま移住してしまった人がいるそうです。アイジュさん自身はハワイ以外にもいい場所はたくさんあると思っているけれど、その人にとってその判断をさせてくれたのはハワイだった。そしてその経験は30万か40万で買えている。
国内でも同じことが起きます。東京の人が大阪に行けば違うし、都市部の人が島根や沖縄へ行けば感じるものが違う。地方の医師が都心に出るときも同じです。マイナスの経験をしても、後になればこういうものかと分かる材料になる。経験より優秀な教師は存在しない、と言っていました。
旅行と旅も使い分けているそうです。旅行は行くこと、旅は感じること。ビーチリゾートで過ごすのは旅行で、そこで現地の人に声をかけて文化を知りたくなったら旅になる。どちらが上でもなく、好みの問題です。両方好きだ、とも言っていました。
ゆーさんが挙げたのは学生時代のヨーロッパでした。自分たちで組んで数カ国を回り、早々に携帯電話をすられて緊急停止の手続きをすることになった。想定と現実が違うことを肌で知った、と。
旅も人生と同じで、山があり谷があります。