こんにちは、プロデューサーのサトシです。今日はシーズン15-2の内容をお伝えします。

想像がつかなくて、接点がある国

初めての海外旅行はどこがいいか、という話から始まります。

オーストリアとドイツは帝国時代からひと続きの文化圏なので、片方を知っていればもう片方は想像がついてしまう。アメリカもハリウッドのおかげで世界中の人がなんとなく分かっている。だからカルチャーショックにはなりにくい、とアイジュさんは言います。

面白いのは、その次に出てきた選び方でした。想像が全くつかなくて、でも少しだけ接点がある国に行く。

アイジュアイジュ
この間WBCでベネズエラに負けたじゃないですか。ベネズエラってどんな国か想像つきます。
ゆーゆー
全然わかんないですね。国名は知っていますけど。

ベネズエラ自体は南米で治安の面から初心者向けではありません。ただ、そういう入口の作り方があるという話です。前回のWBCで日本と競り合ったチェコもいい例で、音楽が好きな人ならポーランドやチェコの名前は歴史の話で必ず出てくる。サッカーで対戦した国を見に行く、という選び方もある。

オーソドックスな答えも用意されていました。近場で安全な韓国、台湾、ハワイ、グアム。この4つならいちばんは台湾だそうです。飯がうまい、人がいい、親日で、漢字が分かる。街を歩けば半分は理解できる。英語を一言も話さずに旅行できる。日本人だから親切にされないということがありえない、とまで言っていました。

ヨーロッパならイタリアとスペイン。見るものが多く、日本人が大事にする飯がうまい。スペインは治安が良くなっていて、15年ぶりに子どもを連れて訪れたマドリードの変化に驚いたそうです。いまはパリやロンドンよりも雰囲気がいい、と。

行ったことがないけれど良さそうだと挙げていたのがアイスランドでした。行った人が悪く言っているのを聞いたことがない、という理由です。

バンコクの評価が辛口でした。東南アジアらしさを期待して行くと、ただの大都市です。新宿だ、と言い切っていました。メトロも走っている。その点ハノイのほうが海外に来た感じがある、という話でした。

世界で1カ国だけ

そこから食の話に移ります。日本人にとって飯がうまい国は訪れる価値がある、という文脈です。

ゆーゆー
海外の人は、そこまで食事にこだわらないんですか。
アイジュアイジュ
まったくこだわらないです。

根拠として挙がったのが、人生にとって最も重要なことを尋ねた国際的なアンケートでした。20カ国ほどの中で、ほとんどの国が異性とのスキンシップを一位に挙げる。中国も韓国も入っている。そこから外れて食事と答えたのは日本だけだったそうです。

ヨーロッパやアメリカで評判のいいレストランに入って、大しておいしくなかった経験がある、という話も出てきます。彼らが評価しているのは雰囲気だからです。ミシュランはフランス人がやっているので、フランス人は例外的に食への関心が強い。イギリスや北欧はまるで違う。

文化としての違いもあります。食欲は抑えつけるべき欲だから、さっと食べて済ませるのが良しとされる地域がある。酒のほうが大事だという文化もある。逆にインドの人は、世界中どこへ行ってもインド料理を食べる。自分がいつも食べているものがないから行かない、という感覚になるそうです。

日本人にとって食事は旅の中心になり得ます。ヨーロッパの人にとっては、食事はついてくるものです。

自分は食にあまり興味がないほうだと思っていたけれど、世界から見ればかなりこだわる側らしい。アイジュさんはそう言っていました。

子連れの旅の話も出ます。アイジュさんは夫婦ともバックパッカーだったので、旅の経験値が違いすぎる。初めての子連れ海外で台湾へ行くと、こちらはレベル1で棍棒を持ってスライムを倒しに行く感覚なのに、自分たちは強くてニューゲームの状態です。

昔より便利になったね、と言いながらローカルの食堂に子どもを連れて入っていく。