こんにちは、プロデューサーのサトシです。今日はシーズン14-1の内容をお伝えします。

不都合な真実

収録は3月中旬。中東の情勢が動いた直後でした。アイジュさんは旧正月にオマンへ行っていて、帰国の1週間後にああなった。同僚から、命からがら逃げてきたのか、と驚かれたそうです。富裕層の移住先として名前の挙がっていたドバイも、選択肢から一気に消えた。5、6千万円の不動産を買えば10年20年の長期滞在ビザが出て所得税もない、と言われていた場所です。

インフレはまた来る。ガソリンは今週に入って20円上がっている。そこから本題に入ります。

給料が上がらない仕組みの中にいる医師は、この先しんどい。産業医もパーソナルドクターもライティングも、収入を増やす手段として関心を集めています。そこにアイジュさんが釘を刺しました。

アイジュアイジュ
産業医は労働の域を超えないんですよ。不都合な真実として、労働者は金持ちにはなれないじゃないですか。資本主義というのは。
ゆーゆー
資本収益率が労働のそれを上回り続けている、という話ですね。

ピケティの本の名前が出てきます。過去200年、上回った試しがない。臨床に時間を使うのか、企業を訪問して活動するのかの違いだけで、どちらも時給に換算できてしまう。だから労働だ、という整理でした。

ただし、と続きます。ゆーさんの産業医の仕事は、時間の切り売りで終わらない提案をしている。次につながる形にしているので、ただの労働ではない。それでも経済的な余裕ができる段階の一歩手前だ、というのがアイジュさんの見方でした。

30代手前の若い医師なら、いまは時間を切り売りして目の前のお金を稼ぐので構わない。そこで終わらせないこと。そう言い添えていました。

10仕込んで、1つか2つ

では何をするのか。話は自分が動かなくても収入を生む仕組みへ移ります。

子どもに投資の話をしている、という場面が出てきました。投資は労働とは違う、とまず説明する。医師としての父親は労働で稼いでいるけれど、それとは別にガチョウを育てているのだ、と。お年玉をもらって、もったいないから使わずに貯金しておく。それは投資家として最悪だぞ、と教えたそうです。理由まで細かく話したら、なるほどと言ってくれた。

サイドビジネスの捉え方も同じでした。労働の面は大きい。ただ時間の切り売りだけで終わらないものを、サイドビジネスと呼んでいる。

やり方は打席数でした。

アイジュアイジュ
いくつもいくつも仕込んで、その中でうまくいったものが伸びてくれる。ポシャるのもある。その繰り返しなんですよ。
ゆーゆー
1勝4敗でいいんです。2勝8敗でも3勝7敗でも構わない。大きく勝てば。

個別株の考え方と同じだ、と2人が頷いていました。10仕込んで1つか2つ当たれば十分です。

自分の頭の中でも会計を分けている、とアイジュさんは言います。労働で得た金、サイドビジネスで得た金、投資で得た金。定義がきれいに決まるわけではないけれど、いま稼いでいるこの金は時間の切り売りなのか、それとも後から売上を出してくれる可能性のあるものなのか。noteを売る、ブログでアフィリエイトをする。それは時間の切り売りとは違います。

もちろん時間の無駄に終わる可能性もある。そこは難しいところだ、とも言っていました。

寝ている間にAIが動いてくれる時代が来る。だからこそ、いま自分が何で稼いでいるのかを意識しておく。

医師の時間単価は高い。高いから、切り売りのまま止まりやすい。