こんにちは、プロデューサーのサトシです。今日はシーズン15-4の内容をお伝えします。

期待値を、いちばん超えた国

誰にでも勧められる国はスペイン、イタリア、台湾、韓国あたり。その次の段として、想像はつかないけれど行くと面白い国、という話になります。

まずチェコとポーランド。中央ヨーロッパは治安が安定していて入りやすい。ゆーさんが挙げたのはクロアチアのドブロブニクでした。魔女の宅急便の街です。アドリア海は本当に綺麗で、船で渡ったこともある、とアイジュさんが応じていました。

自然でいうならケニア。サファリツアーで行くなら治安はほとんど関係ありません。人がいないからです。一番危険なのはカバで、食事会場に出てきたのをスタッフが追い払っていたそうです。ただしロッジまでが遠く、バスで7、8時間。子どもが小さかったのでセスナで飛んだ。現地発着のツアーで当時80万円ほど。いまなら150万はするだろう、とのことでした。

インドは子連れには勧めていません。とにかく面倒くさい、と繰り返していました。20代の研修医や学生なら一度行ってみればいい、という言い方です。

そして一番の推しがウズベキスタンでした。

ゆーゆー
ウズベキスタン、どこにあるかも分からないですね。
アイジュアイジュ
シルクロードにあったティムール朝の中心地なんですよ。遺跡がとても綺麗で。

イスラムの文化とシルクロードの文化、そこに中国系の文化が入り混じる。名前のとおり旧ソ連なので、ソ連らしさもある。人が穏やかで、飯がうまい。思っていた期待値をいちばん超えた国のトップ5に入る、と言っていました。

日本人にとってのシルクロードはイスタンブールのイメージになりがちですが、あそこは終着点です。ウズベキスタンは真ん中にあります。

困ったのは言葉でした。英語がまるで通じない。ロシア語だけです。宿の人ひとりだけが英語を話せて、この街でこの人しか喋れないんじゃないか、と思うほどだった。スマホもない時代なので、そのおじさんがいる間に洗いざらい聞いておく。

もうひとつ、アイジュさんは以前どこかで、ウズベキスタン人ですか、と聞かれたことがありました。何のことか分からないまま数年が過ぎ、実際に行って理由が分かったそうです。アジア系の顔立ちの人が多い。朝鮮戦争で逃れてきた朝鮮系の人たちの末裔もいて、本当に見分けがつかないことがある。

だから日本人が歩いていても目立ちません。

スリランカも同じ枠でした。仏教の国で人が穏やかで、シーギリヤロックのような世界遺産もある。

道を渡るだけで、カルチャーショック

シンガポールの評価は辛口でした。仕事や乗り継ぎで行かざるを得ないから行くけれど、物価が高くて、あの都心の感じなら東京でいい。夫婦で意見が一致しているそうです。住むならクアラルンプールのほうが面白そうだ、と。

自分が行って一番良かった場所は、と聞かれて挙げたのはイースター島でした。奥さんと出会ったのが南米なのでバイアスはかかっている、と本人も言っています。地球の裏側まで来た感覚があって、それでいてブラジルには日本人街があり、日本語の書店まである。

そのうえで、日本の医師にとって南米は遠すぎます。時間が確保できれば、という前提が重い。

ゆーゆー
それなら、ハノイの道を渡ってくださいという話ですね。
アイジュアイジュ
あれだけでもうカルチャーショックでしょう。

ベトナムは地域によって顔つきが違うのでリピートできる、と勧めていました。隣に観光大国のタイがあるせいで、まだそこまで知られていない。北部と中部が観光の中心で、ハノイやダナンがそれにあたります。

そういうカルチャーショックのある場所で子育てできたことは良かった、とも話していました。漢字の練習をさせないといけないし、日本の文化も教えないといけない。それでも、こういう世界があると知っている状態で育っているのは大きい。

おすすめはどこですか、という問いへの答えは決まっていました。先生が行きたいところです。