こんにちは、プロデューサーのサトシです。今日はシーズン10-2の内容をお伝えします。

最初は、えり好みせずに全部受ける

前回の受け身か攻めかという話を受けて、案件をどう選んでいるのか、という質問から始まります。ゆーさんの答えは、最初は選んでいる場合ではない、でした。

ゆーゆー
産業医は経験値がものを言う仕事なので、いかに早く複数社の経験を積めるかが信頼につながるんですよ。
アイジュアイジュ
だから、納得のいかない条件でも受けると。

片道1時間かけて行って、現場での活動が1時間。往復のほうが長い案件も普通に受けていたそうです。

壁は1件目でした。それを越えても、まだ1社しか受けていないという弱さは残る。累計5社ほど担当した実績になると、それだけ見ているんだなという形で話を聞いてもらえるようになる、という感覚だそうです。

企業ごとの見極めも、話しながらやっていると言っていました。まず法令遵守をしっかりやり、必要なら仕組みを作る。そのうえで一度提案してみて、反応を見る。もっといけそうだと感じたら踏み込む。

健康経営を取ったあとに、困る

具体的な入り口として出てきたのが健康経営でした。

認定を取ることを目標にいろいろ施策を打つ企業は多い。ところが取ったあと、それを維持する段になって何をすればいいか分からなくなる。人手が足りず、できることが限られる。そういう悩みが出てくるそうです。

ゆーゆー
健康経営エキスパートアドバイザーの資格も取っているので、こういうお悩みならこう解決できますよ、というのは匂わせますね。
アイジュアイジュ
それで、具体的に聞かせてくださいという流れになると。

なぜ企業が維持したがるかというと、新卒や中途の採用に効くからでした。一度取ったものが取れなくなると、従業員へのサポートを意識しなくなったのだな、というイメージにつながる。上位に入りたい、というニーズを持つ企業もあるそうです。

自分で解決できなくてもいい、というのも面白かったです。その課題ならこういう方につなげますよ、と言えるだけで喜ばれる。産業保健師、社労士、弁護士。産業医をやりだしてから、他職種とのつながりが増えたと言っていました。

だから顔が広い人は向いている、という結論になり、アイジュさんが向いているのではないかという話になります。医師以外のつながりが多い人は、企業からするとビジネスチャンスを持ってきてくれる人に見える、と。

そのアイジュさん、実は産業医の資格を取りかけたことがあるそうです。ベトナムの日系クリニックにいた頃、日系企業から産業医の資格を持つ医師はいないかと聞かれることがあり、東京の講習を予約したところまでいった。ただ、クリニックが費用を出さないことになって流れました。

海外に産業医の制度はほとんどない、という話も出ています。福利厚生は、会社が民間の保険を買って自由診療も含めてカバーする形が主流だからです。その代わり、日本企業の産業医が年に10社ほどハノイに視察に来る。日系クリニックと大きい病院を回り、そのままホーチミン、バンコクへ行く先生もいるそうです。

報酬の形も確認していました。サブスクではなく、行った分。月々の契約額が決まっていても、実態はバイトに近い。

まず数をこなす。それから提案する。順番はそちらです。