こんにちは、プロデューサーのサトシです。今日はシーズン10-1の内容をお伝えします。
産業医一本は、1%か2%
この回はアイジュさんが息子さんからインフルエンザをもらった状態で始まります。暖かいハノイで、と本人が言っていました。
テーマは産業医です。アイジュさんは資格を持っておらず働く気もないので、純粋に聞き役に回ります。副業なのか、本業になるものなのか、という素朴な質問から入りました。
ゆーさんが数字を調べてきていました。企業の社員として働く専属産業医が全体の5%ほど。特定の企業に属さず産業医だけで生きているプロが1%か2%。残りの大多数が、医療機関に勤めながら嘱託で受けている人たちです。
アイジュ
ゆー向き不向きの話も出ました。法令で決まっている業務はあるものの、それ以外がファジーだからです。法令遵守だけでいいという企業もあれば、従業員の健康を守る仕組みづくりまで頼んでくる企業もある。後者になるとコンサルに近い領域に入ります。
事務作業も多く、メールのやりとりや報告書の作成が発生する。そこが面倒だと感じるなら向いていない、とゆーさんは言っていました。
ここで話が核心に入ります。企業から見れば産業医の費用はコストなので、法令遵守だけの案件は単価が上がりません。人が増えれば下がる。東京では相場が崩れていて、訪問回数も訪問時間も削られている、という話でした。
バイトとしてやっている先生は、割に合わなくなる可能性が高い。それがこの回のいちばん強い一言です。
窓がない、湿度が低い
法令で決まっている仕事が具体的に出てきたので、並べておきます。
ひとつは衛生委員会です。従業員50名以上の企業では月に1回開くことが義務になっていて、そこに産業医が参加して助言をする。もうひとつが職場巡視で、実際に働いている場所を回って危険箇所や健康障害のリスクを見る。あとは健診結果の確認です。
意外だったのが、オフィスも巡視の対象になることでした。
ゆー
アイジュ見るそうです。湿度を上げる対策を打っていますか、という相談をする。資格を取るときにも学んではいるものの、担当が決まった時点でその業種のチェック項目を頭に入れ直してから行く、と言っていました。
愛知では工場の案件が多くなります。従業員が多ければ専属の産業医がいて、そこまでの規模でなければ嘱託が担当する。機械の事故は減ってきてはいるものの、一度起きると手を失う、命に関わるという重さがあるので、企業側もしっかり考えているそうです。
同じ産業医という言葉でも、受け身か攻めかで別の仕事になる。