こんにちは、プロデューサーのサトシです。今日はシーズン4-2の内容をお伝えします。
手放すときのほうが、難しい
前回の終わりに出た「金より経験」から続きます。使うのが下手な人は多い、という話でアイジュさんが挙げたのがこの本でした。
80歳で1億円持っているのと、50歳で1億円持っているのでは意味がまるで違う。50なら経験に使えるけれど、80だと孫にプレゼントを買うくらいで終わる。しかもその頃の健康状態次第では、医療費で3000万円が消えることもある。
株の話に引きつけた説明が分かりやすかったです。
アイジュ
ゆーアイジュさんが株を始めた動機は、老後不安ではなく旅でした。学生時代のバイトの延長です。試算もしています。1億円あって、2人で1日5万円使ったら年に360万円。10年も持たない。世界一周航空券がビジネスクラスで1人1万ドルほどなので、移動費だけで300万円が飛ぶ。
そこから2億円あれば10年は回れる、という計算になったそうです。奥さんが生活水準の高さで喜ぶタイプではないことも効いています。プライベートジェットは一度乗れば満足するだろう、とも言っていました。
いまは個別株をほとんど持っていません。3000万円分を一気にインデックスへ移し、社債や不動産、オフショアの保険に散らしています。散らしすぎて1500万円分の社債を買ったこと自体を忘れていた、という話も出てきました。
株で増えるのは楽しいけれど、減るのは全くつまらない。だから稼ぎ方をサイドビジネスに寄せた。次にもう一度本気で稼ぐとしたら、子どもの教育か、宇宙に行きたくなったときだそうです。
最初に買ったのは、6万5000円分
ゆーさんの入り口は父親でした。何のためかは知らないけれど、株をやっているのは知っていた。本格的に始めたのは研修医のときです。
きっかけは税金でした。給料からは引かれるのに、株の利益は2割で済む。それなら効率よく増やせるほうに魅力を感じた、と言っています。当時の年収は280万円です。
ゆー
アイジュ売上の半分を石油以外に移そうとしている会社でした。出光興産との統合で株が入れ替わり、新しい株を受け取ったその日に売りました。ひとつの区切りのつもりだったと言います。
不動産の営業を受けて、1億円の物件を目の前に出されたこともあったそうです。乗りかけた自分がいたので危なかった、と振り返っていました。
2人が揃って言っていたのが、投資の成功の形はいくらでもあるのに、失敗はみんな似ている、ということでした。変なところで売る、ろうばい売りする、意味が分からないまま買う。
新しいベストセラーを読む理由も、そこにあるそうです。ほかの人が何を考えているかを知って、同じことをしないため。