こんにちは、プロデューサーのサトシです。今日はシーズン1-1の内容をお伝えします。

軸がない人は、変化に弱い

記念すべき第1回。きっかけはオードリーのオールナイトニッポンだったそうです。あのラジオが好きで、自分たちもやってみたい。スペースで2回話した勢いのまま、アラフォーの2人が作ったのがこの番組です。初回に何を話すか決めるとき、2人が選んだのが「人生の軸」でした。

アイジュさんの見立てはこうです。軸がある人は強い。軸がない人は変化に弱い。リスクを取れる人は軸が定まっていて、取りたがらない人は定まっていない。

そこから直美(ちょくび)の話になります。初期研修を終えてすぐ美容外科へ移ることですが、この言葉には消極的な響きが混ざっているとアイジュさんは言います。今の環境が怖いから、このままだとやばいから、仕方ないから。でも積極的な直美もいるはずで、それが全部ひとまとめにされて悪いことになっている。私はここを考えたことがありませんでした。

アイジュアイジュ
ゆーさんの中に柱がいくつかあるとして、どんな柱を意識して人生を暮らしてるんですか。
ゆーゆー
死ぬときに後悔しない生き方、ですね。いざ死にそうになったときに、あれもやってなかった、これもやってなかったが、できるだけ少ない状態で死にたいんです。

だから少しでも面白いと思ったことには首を突っ込む。ただ、これができるようになったのは医局を出てからだと付け加えていました。消化器内科でバリバリ働いていた頃は、家族が入り込む余地がなかった。子どもが生まれて、仕事ばかりの人生をいい人生と言えるのかと考えて、辞める側を選んだ。

見たものが、全部新しかった

ここで研修医時代に話が逸れます。消化器内科は内視鏡の取り合いで、病棟と外来を早く終わらせてその席に座る。獲物を待ってるのね、とアイジュさんが笑っていました。ゆーさんが初期研修先を選んだ理由も、見学で会った3年目の先生です。主治医で患者を持って、管理して、手技もやる。あの姿が医師の美しい像として入り口に刻まれた。学生や研修医が3、4年目の先生を神様みたいに見てしまう話は、聴いていて心当たりがありました。

アイジュさんの軸は旅でした。18歳で世界一周。911の直後、イラク攻撃の直前のアラブは、報道で聞かされていたものと全然違ったそうです。アラビアンナイトそのもので、人懐っこくて、ちょっとしつこいくらい。ヨーロッパも南米も違った。

アイジュアイジュ
世界はなんて素晴らしい、なんて新しいんだ。見たものが全部新しかった、あの感動をもう一度感じたい。それが僕の人生の軸なんですよ。
ゆーゆー
僕は医者っていう立場になったことが今の人生を形作ってるので、そこが逆なんでしょうね。

旅の途中で出会った人が今の奥さんなので、旅と家族は最初から絡み合っている。

だから医者は、旅人であり夫であり父である自分に、あとから増えた軸のひとつでしかない。腎臓内科か消化器内科かは、その先の細かい話になる。パラレルキャリアの相談を受けても噛み合わないことがある、とアイジュさんは言っていました。面白いけど真似できない、で終わってしまう。

ぶっ飛んでいるのではなく、スタート地点が違う。