こんにちは、プロデューサーのサトシです。今日はシーズン7-2の内容をお伝えします。

辞められないんじゃなくて、辞めないだけ

前回の繋がりの話の続きからです。ベトナムのバインミーはフランス語のパン・ド・ミから、チーズを指すフォマイはフロマージュから来ている。カフェが多いのも植民地時代の名残です。その繋がりを見つけるのが好きだから旅がやめられない、とアイジュさんは言っていました。

同じ支配を受けても、韓国と台湾では日本への感情がまるで違う。渡ってきた歴史が違うからで、そこにも面白みを感じてしまうそうです。

話が戻って、前回ゆーさんが言った「不幸ではなかった」という言葉を、アイジュさんが拾い直します。

アイジュアイジュ
不幸じゃないって、すごく大事だと思うんですよ。迷ってるけど不幸ではないなら、そのまま続けてもいいじゃないですか。
ゆーゆー
逆に不幸だったら、そこから出たほうがいいと。

そこから先は厳しめでした。辞めたい辞めたいと言いながら辞められないという人について、辞められないんじゃなくて辞めないんだ、と言い切っています。面と向かっては言わない、友人にしか言わないと断ったうえで、動かない自分の言い訳になっているのではないか、と。

例外として挙げていたのが家族の病気でした。そこで働き方を変えることが命取りになる場合は仕方がない。ただ、その土地で働けなくなるから、というのは言い訳に聞こえる、と。

面白かったのが東京の例です。田舎に住んで東京なんて住む場所じゃないと言っている人は、不幸にならない選択を自分でしているので賢い。逆に、東京が嫌だ早く出たいと言い続けながら住み続けている人のほうが気になる、という見方でした。

年収の上限は、見えなかった

後半はお金と幸せの関係です。有名な研究が2つ出てきました。

ひとつはカーネマンとディートンのもので、アメリカ人45万人を対象に、年収7万5000ドルを超えると日々の幸福感はあまり変わらなくなる、というものです。ただし人生の満足度のほうは年収とともに上がり続けます。

もうひとつが2021年のキリングスワースの研究で、こちらでは年収と幸福度が直線的に上がり、上限が見えませんでした。

アイジュアイジュ
慢性的に不幸な方は、年収がそれ以上上がっても幸福度が飽和してしまう。普通の方は上がれば上がるらしいです。
ゆーゆー
先に幸せかどうかがあって、そこにお金がどう関わるかっていう話なんですね。

資産が100万ドルを超えると、仕事のストレスと将来の不安が減って自由度が増える、という観察もあるそうです。

兄弟構成と幸福度の研究も出てきました。幼少期は兄弟がいるほうが幸福度は上がり、成人後は関係の質次第で逆に不満の源にもなる。老後は基本的に上がる。ゆーさんは一人っ子で、恩恵を全部受けられたのでよかったと言っていました。

アイジュさんは、幸せの形が変わるというより力の入れ方が変わる、と表現しています。10代は自分、20代は恋人、30代から家族。家族か仕事かではなく、繋がりの深さで考えたほうがいい、と。

50歳になって、実は自分の幸せは違ったと気づくのは嫌です。だから定期的に見直す。